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クルマ

クルマの長距離運転技術を向上させるテクニック【郊外編】

投稿日:2017年1月4日 更新日:

はじめに

今回は 郊外・長距離走行編 のお話です。

この記事は、主に初心者や運転が苦手だけど上手になりたいという向上心を持った方向けの記事です。プロの皆さんからはクレームが来るかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで.......。

前回記事 「クルマの安全運転と運転技術向上テクニック【市街地編】 はこちらです。

上記記事では、市街地走行は長距離に比べて神経を使いまくるという事を書いていますが、市街地に比べて郊外は比較的リラックスして運転することが出来ます。歩行者や自転車の存在も少ないですしね。私も郊外ドライブ大好きです。

ただ、あまりリラックスし過ぎると、後続車や対向車に迷惑をかけることにもなり兼ねませんので、今回のエントリーをご一読くださると幸いです。

 

 

自車の状況確認と操作

まずはスピードコントロールについて。

皆さんは運転中にスピードメーターをどのくらいの頻度で確認しますか?。
走るシチュエーションにも寄りますが、私は最低30秒に一度は見るようにしています。

例えば深夜、自車の周囲に車が居ない場合は別としても、日中に後続車が複数台いる場合など、スピードメーターで自車のスピードを常に把握する必要があります。
特に単線の長距離走行で追い越し車線がない道路の場合、先頭の車のスピードに合わせて後続車が列を成して走行する場合があります。追い越しが出来ないような特に地方の単線道路の場合、先頭を走る車両のスピードに合わせて後続車が延々と付いていかなければならない場合がよくあります。この時、先頭を走る車両のドライバーの技量に応じて長距離走行の疲労度が変わります。

運転に慣れていないドライバーの場合、スピードにムラが出ることがあります。
例えば、制限速度50kmの直線道路で、50kmで走ってみたり意味もなく40kmに減速(失速)してみたりスピードが安定しません。この傾向を示すドライバーの特徴で一番多いのが女性ドライバーと高齢者です。但し、女性の方は誤解しないでくださいね。中には女性ドライバーでも男勝りの運転をする方もいます。一般論として、そのような傾向がある方の大半が女性か高齢者という意味合いですので誤解なきよう。
このような傾向のドライバーが何故スピードが安定しないのか?

要因は様々ですが、

  1. スピードメーターを見ていない
  2. スピードを一定にするという意識が欠如している
  3. 同乗者との会話に夢中でスピードコントロールが疎かになっている
  4. 後続車の事を考えていない(考える余裕がない)
  5. 上り坂を登っていて車速が下がっている事を意識していない
  6. 車の運転というものを軽視している
  7. そもそも運転に向いていない

などなど。

7はちょっと言い過ぎかも知れませんね。

でも、これら全ての問題は、 運転に対してどれだけの意識を持っているか だけなのです。

練習方法としては、制限速度60kmの一般道を60kmで走り続ける。これしかありません。
簡単に書いていますが、これ、意外と難しいんです。
道路は平坦地ばかりではないですし、コーナーの手前では減速をしなくてはなりません。運転が苦手な方の特徴として、コーナーでの減速の度合いが極端な場合が多いです。ノーブレーキで侵入しても大丈夫そうなコーナーでもいちいちブレーキをチョン踏みする方がいますが、チョン踏みの場合って実際のスピードは殆ど減速していない場合がよくあります。要は、減速しなくてもいいのに無駄なブレーキングをしてしまうがあまり、後ろに長蛇の列を作ってしまう事があります。この手のドライバーの特徴として、バックミラーを見ない(後続車を気にしない)ために、自分が交通を乱しているという事に気づきません。エスケープゾーンに入り後続車に道を譲ることもしません。そして、譲り合い車線があっても延々と追い越し車線を走ります。他のドライバーに常に気を使うことが出来ていれば、自然と道を譲るという行動に出るはずなのですが、きっと運転に余裕がないのでしょう。

無駄なブレーキのチョン踏みについては渋滞を引き起こす人為的な問題として今話題に上げられています。

  1. 前のクルマが意味もなくブレーキを踏む
  2. そのブレーキランプを見た後続車が次々とブレーキを踏む
  3. 車速が下がり渋滞が発生する

これを 減速の衝撃波 と言います。

 

一台の車が踏んだブレーキランプを見た後続車は、この先に危険があるのか?と認識し無意識にブレーキを踏みますが、これがそのまた後続車の2台目〜3台目と衝撃波のごとく連鎖的に派生していくと言う現象です。
この問題は後続車が十分な車間距離を取っていないと言う要因もありますが、ドライバーの心理として前のクルマのブレーキランプを踏んでしまうとやはり心理的に「減速しなくては!」と言う意識がブレーキをかけてしまうんですよね。しかし、そのドライバーの無駄ブレーキの特徴を学習してしまうと、前のクルマのその先に視線を注視しながら運転すると無駄ブレーキの連鎖を止める事が出来ます。なので、無駄ブレーキを頻繁に踏むドライバーは後続車から次第に信用されなくなってしまうどころか呆れられてしまいます。

この手のドライバーに対しての改善策としては、①スピードメーターを見る頻度を上げる ②バックミラーを確認する頻度を上げる ということです。

余裕があれば後続車のドライバーの表情を伺う事も出来るかも知れませんが、とりあえず視線は前ですよ!。視力の問題もありますけどね。
まずは己を知り、それに合った意識の改革が必要です。

運転はちょっと意識するだけで劇的に変わります。私も初心者の頃は周囲の状況に応じた運転など出来ませんでした。出来ないというよりは、運転に対して余裕もなく技術もまだまだの状態でした。しかし、前を走る車を観察していくうちに次第に自分の車は後続車にどう見られているんだろう?という意識を持つようになってから、運転に対する意識とスタイルが徐々に変わっていったのを覚えています。
もちろん、足りないと思われる技術は、人がいない深夜の道路などにわざわざ出向いてまで検証した事もありました。

そのくらいの努力をしないと運転技術は磨けないと思ったからです。

一般の方にそこまでやれ!というのは酷ですが、自分の運転が周りにどのような影響を与えているかを考えながら運転すれば、おのずとその人の運転のスタイルは変わると思います。

運転の上手い・下手というのは、技術も去る事ながら どれだけ頭で考えながら運転しているか? という事なのです。

事実、考えながら運転していない人は確実に他車に迷惑をかけているか、事故を起こすかのいずれかになると思います。

運転を作業として捉えるか、スポーツとして捉えるか、目的地まで移動手段として捉えるか、その差はあると思いますが、こんなことを言っていられるのは、もしかしたら私がただ単にクルマバカだから.....なのかも知れませんね。

 

トンネル走行時の注意点

話は突然変わりますが、トンネルに入った瞬間に前を走る車が突然スピードアップした!という経験よくありませんか?
または、トンネルに入る前は50kmだったのに、トンネルの出口では70kmぐらいになっていたという事ありませんか?

 

 

 

これは、明るい空の下から閉所・暗所に入った人間がこの場所から早く出たい!という深層心理が働いて、結果アクセルを自然に多く踏み込んでしまう事にあるのだそうです。
「トンネルの中では速度の取り締まりをしていないし......」という事実を分かっていてスピードを出す確信犯的な方も居ますけどね.......笑。
トンネル出口で速度取り締まりをしているケースもあるので要注意ですよ!!

これもスピードコントロールの意識さえしていれば何気なく速度を抑えて一定で走る事ができます。

ポイントは、先にも書いた通り 30秒に一度スピードメーターを見ること! です。もしくはトンネル内は15秒に一度でもいいかも知れませんね。チラッと見て確認するだけでいいのです。あとは体が自然と減速に向けた行動を取りますから。
スピードメーターを見る事でトンネルに入っているのにヘッドライトをつけていなかった!なんて事も発見できたりします。ライト付けないとトンネル内ではメーター読めませんからね......笑。

一般道でノロノロ走っていた前のクルマがトンネル内だけ突然スピードを上げてくれれば、後ろを走る車も一時的にラッキーな気もしますが、トンネルを出た瞬間突然また元のノロノロに戻られると、後続車としてはとてもストレスなのです。

是非、スピードメーターを確認する頻度を上げて、速度一定で走れるようにトレーニングしておく事をお勧めしたいと思います。

 

 

走行車線【上手なラインの取り方】

コーナリングについてです。

基本的にはスローでコーナーに侵入して、コーナーの中心点を通過後徐々に加速するという事を教習所で教わったと思います。
モータースポーツの世界ではクリッピイングポイントと呼びますが、このポイントにイン側のタイヤを近づけてコーナーを通過する事で、安全に速くコーナーを通過する事が出来ます。

一般道でここまでしなくてもいいのです........笑。

 

 

 

 

スローで侵入するという事について、一体どのくらいのスピードまで車速を落としたらいいのか?という疑問も出て来ると思います。これは、言葉ではなかなか説明が出来ませんが、今のクルマはとても性能が良くなっていますので、ひと昔前のクルマに比べればコーナリングスピードも上がっているのは事実ですが、それぞれ車種によっても履いているタイヤによっても性能はまちまちですので、ここでは何とも説明し難いのです。

ただ、一番の近道は.......上手なドライバーの後ろを走って真似をする事です。一般道で制限速度内で走っている限りでは、そんなに極端に減速を強いられるコーナーには、ちゃんと急カーブを促す標識もありますので、その標識を頼りに走ることをお勧めします。

ここはラインの取り方という見出しですので、ラインの話に戻ります。
上手なラインの取り方は、湾曲しているコーナーを出来る範囲で直線的に抜けるということです。直線的に抜けるということで、タイヤに掛かる負担も減りますのでタイヤのグリップをそれほど必要としなくてもいいというメリットがあります。ただ、直線的にと言っても自分の走行車線の範囲内でラインを取る事は言うまでもありません。

コーナーの進入から出口までの視線は、常に出口方向に向いていることが必要です。
コーナーリング中は出口の道路が見えないなど、危険が伴います。
コーナーの途中に障害物が落ちているかもしれないし、対向車がラインを割って来るかもしれません。そのための備えなのです。

そして、このラインの取り方なのですが、問題は何もコーナーばかりではありません。
初心者の方にとても多いのですが、直線なのにまっすぐ走れない方がいます。この原因は運転中どこを見て運転しているかなのです。

私の妻が免許取り立ての頃もそうだったのですが、直線なのにクルマの走行ラインが安定せず直線なのにセンターに寄ってみたり、路側帯にはみ出しでみたり、それは酷いものでした。何回も妻の助手席に乗って検証したのですが、そのフラフラの原因は視線の向く先にあったのです。妻はクルマのわずか10m先の路側帯付近をみていたのです。しかも、本人はそこをみているという意識は非常に少なかったのです。

そこで妻に視線をもっと遠くに向けるように伝えました。
具体的には10m先を見ていた視線を50m先に向けるようにと。

すると、ラインが安定したのです。

コツを掴んでからの妻の走行ラインは、後ろから走って見ていても安定していました。

このように、ラインが安定しないドライバーの特徴として、近くばかりに視線を向けているとう原因をちょっと改善することで、ラインは安定します。

人間は、視線の向く先に本能的に体を向けるという特性を持っています。
これは、10代の頃にバイクで峠を走っていた頃、先輩ライダーの皆さんに教えてもらった事なのですが、

「コーナーに入ったら常に出口に視線を向ける。人間は視線の向いた先に行こうとする本能が働くから!」

と教えてもらった事があります。

これは、実際に自分が二輪時代に経験していて実証しているので間違いはありません。

自分に当てはまると思った方、是非、視線の方向に注意して運転して見てください。
視線の方向一つで、運転はとても安定すると思います。

 

 

必要以上に煽ってくる後続車には.......

バックミラーを見たとき、必要以上に車間距離を詰めて煽ってくる後続車がいます。
この時、バックミラーに映った後続車のヘッドライトも見えないくらいだと、実は車間距離は5mほどしかありません。

煽ってくる原因はそのドライバーによって様々だと思いますが、あなたの運転に原因があるか、またはそのドライバーそのものに原因があるかです。

もしも、あなたの運転に原因があると察した場合は、静かにエスケープゾーンやパーキングに避難して後続車に道を譲った方が賢明です。その後続車がその後どうなるのかまでは気にしなくても良いですヨ。きっと急いでいるのでしょう。

私も極端な煽り運転をされた場合、後ろに張り付いて煽り返す事があります(病気ですので良い子は決して真似しないで下さいネ.....)。

しかしながら、危険な運転をする 通称DQN も世の中にはいっぱい居ますので、下手に売られた喧嘩を買ったばかりにこちらが不利益を被る事だけは控えたいものですね。

安全に、法定速度の範囲で普通に走る事が一番です(←お前がそれを言うのか!?)

TPOをわきまえて安全に楽しく走るのが一番です。

 

 

 

適度な休憩を取りましょう

人間の集中力の限界は45分とも言われていますが、長距離運転時の目安は 2時間に一度が適切 なんだそうです。

行楽シーズンで大勢のご家族を連れての移動も多いと思いますが、同乗者が増えれば増えるほどトイレ休憩の回数も多くなりがちです。

同乗者はもとより、同乗者の命を預かるドライバー自身が集中力を切らしては大変です。

ドライバーの心理としては

「ここで休憩を取ったら、目的地までの移動時間が嵩んでしまう....」

などと、ついつい余計な事を考えてしまいがちですが、安全あってのクルマ移動です。

そして、安全は何にも代えがたいものでもあります。

同乗者の事を気遣うのでしたら、まずはドライバー自身が無理なくストレス無く運転できる事が一番望ましいです。

同乗者の事を一番に思うのなら、

「ここで休んでおかなければまずいな.....」

と少しでも思われるのでしたら、遠慮なく休憩を取って頂きいと思いますし、自分もそうしています。

 

 

 

まとめ

今回は郊外・長距離編という事で記事を書かせて頂きました。

運転に必要なのは、運転しているという意識を集中させるという事です。それしかありません。
クルマは、あなたが思った通りにしか動かないのです。

無意識で普通に運転できるドライバーはもうプロの領域の方と察します。

周りに迷惑をかけているドライバーの大半は、自らを知ろうとせず考えないで運転している方に過ぎません。

是非、意識を運転に集中して、一日も早くプロドライバーの仲間入りできるよう頑張ってトレーニングして下さい!。

最後に、続編として

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クルマの安全運転と運転技術向上テクニック【市街地編】

目次1 はじめに2 常に周囲の状況確認3 ブレーキングひとつでその人の運転技術が分かる4 市街地運転の極意5 横断歩道での人身事故は絶対にNGです!!6 車庫入れ時に役に立つ!【車両感覚の付け方】7 ...

続きを見る

もありますので、宜しければ合わせてお読み下さい。

それでは。



 

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