はじめに
前回の更新時、MacBookPro2016を購入すると明言して仕様変更までしておきながらいざクリックでお買い上げ......となった直前、「ちょっと待った!!」が掛かりました(自分の心の中で......) 。
前回記事はこちらです。
関連記事です。
sarface と Mac でも迷いに迷ったものの、そこはMacに最終決定したところまではいいんです。
今回は、携帯性からバッテリー駆動時間、起動時間などなどを考慮した結果、モバイル端末に要求する大枠はWindowsではなくMacという選択に至りました。
と、いろいろありながら話は進んで、実は前回記事では MacBook か MacBookPro で悩んでいました。
パソコンの買い替えの際に新モデルの購入の検討は皆さんされると思いますが、その時に考えなければならない一番重要な事は、パソコンで何がしたいかをはっきりとさせる事ですよね。決して安い買い物ではないですから。私としては業務等仕事で使うなら Windows の方が何かと便がいいので Windows を選択するところですが、今回の購入の目的はブログの更新に使いたいというのが正直なところなのです。ブログも WordPress 1サイトとはてなブログ2サイト。どちらのブログもブラウザからの更新ですので、ブラウザさえ普通に動けばブログ更新にはそれほど過大なスペックは必要ないんですけどね。
と考えると、ブログの更新だけなら Lenovo の格安モデルでも十分な気もします。しかし、今回は快適にブログを更新するための購入とはいえ、その性能に対しては自分の中でちょっとした拘りがあったのです。
- 起動が速い。
- バッテリーの持ちは10時間は欲しい。
- モバイル端末なので薄くて軽ければ幸い。
- PCの処理能力は(出来れば)高いに越した事はない。
- メモリ8GB以上は欲しい。
- もしかしたらDTMでも使うかも........。
- ドヤリングできる事(笑)。
実は DTM でもちょっと Mac を使ってみたいという要望もあったのです。となるとCPUとメモリにはちょっとは余裕を持たせたいな、と。でも、余りにも過大な要求をしてしまうと、PC系のカスタマイズって金額的にもリスクを伴います。
DTM に関しては、Windows で DTM 最強スペックのデスクトップPCを去年ドスパラで組んでもらったばかりなのですが、仮にも野外で DTM の環境が必要となった場合、頼れるモバイル端末が必須な訳でして。iPad もありますが音楽ソフトで iPad に頼るというのもちょっとばかり役不足感が否めません。すると、どうせ買うのならある程度のスペックのものを購入しておいても損はないなという結論に達しました。
2015モデルと2016年モデルの違い
2016モデルの一番のポイントは、Touch Bar と Touch ID の搭載。
一見、双方とも機能的にはAppleならではとも言えるとても斬新なアイデアだと思うのですが、これって使いますかね?というのが正直な印象。このTouch IDは、今使用しているアプリのショートカット等のボタンをを優先的に配置して、音量や明るさなどのボタンが適宜配置され、アプリの利便性を高めるというもの。
このTouch IDの登場によって、デフォルトのCPUのクロック数の低下がちょっと気になる.....と下の比較グラフを見ると一瞬そう思われがちですが、2015モデルのCPUは第5世代で2016モデルは第6世代。
新しい方が速いのは明確です。
しかし、USBタイプAポートを廃止し、未だ普及していないUSBタイプCの採用など、ちょっと首を傾げたくなるところも気になります。
MacBook Pro 2016 【NEW】 | MacBook Pro 2015 | |
ディスプレイ | 13.3インチ対角LEDバックライトRetinaディスプレイ | 13.3インチ対角LEDバックライトRetinaディスプレイ |
CPU |
2.0GHデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、または2.4GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ |
2.7GHzまたは2.9GHzデュアルコアIntel Core i5、または3.1GHzデュアルコアIntel Corei 7プロセッサ |
グラフィック | Intel Iris Graphics 540 | Intel Iris Graphics 6100 |
メモリ | 8GBメモリ | 8GBメモリ |
SSD | 最大1TBのSSD | 最大1TBのSSD |
ディスプレイ | 13.3インチ対角LEDバックライトRetinaディスプレイ | 13.3インチ対角LEDバックライトRetinaディスプレイ |
薄さ | 1,49cm | 1.8cm |
軽さ | 1.37kg | 1.58kg |
これにより、iPhoneも有線で接続するとなると別途アクセサリーを購入しなければならないなどなど。試算では、これらのアクセサリーを2015年モデルと同じ土俵で使う事を前提として2016年モデルを購入した場合、純正品のアクセサリの購入で15.000円オーバーのプラス出費となりそうです。
それでも新しい MacBook の方が Retinaディスプレー の輝度も25%上がっているし、グラフィック性能も格段に上がった事を考えると、やはり TouchB の斬新さに惹かれるのであれば2016年モデルを選ぶのも良いでしょう。周囲とのデータのやり取りを今まで通りの環境で有線で行いたい、MacBook の購入費用を少しでも安く抑えたい、さほど処理能力に対しての要求が無いというのであれば2015モデルを購入したとしてもあと3年から5年は十分使えるだろうと私は判断しました。
初の MacBook 購入ですが MacBook はリセールバリューも高いと聞きますので、3年後には下に出して新しいモデルに買い替えを前提で購入する事にしました。
私は基本的に一度買ったものは壊れるまで使って、余程の事がない限り壊れても絶対に捨てない派なのですが、MacBook に関してはと言うと、リセールバリューが高いのなら車と一緒で下取りしてもらって定期的に新型に買い替えた方が賢い使い方なのかな?と考えました。
結論:MacBook Pro 13インチ 2015モデルにしました
新しい物好きの私であれば、多少の仕様変更などお構いなしにNEWモデルを選択していたかも知れません。
冷静に考えると、先に述べた通りリセールバリューが高いのなら数年後に下に出して新しいモデルを購入するという事が Mac なら安心して出来ます。しかも Mac は値崩れ幅もデジタル機器の中では少ないほうであるし。
Windows PC はまぁ値崩れの酷さは否めないし、既に手元に4台もあるので今回のリストからは自動的に外れました。
業務で使う殆どのファイルの保存先は Dropbox を使用、iPhone 関係は iCloud を使ってます。となると、USBタイプAを使う頻度やシュチュエーションなんで今考えても早々浮かばないのですが、だったら何も新しいMacBook でも古い MacBook でもどっちでもいいような気もします。
ただ、touchBAR がついてスペックも上がったとしても¥20,000UPは予算的にもちょっと痛いのですよね。
アフィリブログのために使うとはいえ、今回のオーダー¥170,000の元をアフィリ収入で得られるのはいつ頃なのかの目処も経っていません.......笑。
因みに、今回はメモリのみ8GBから16GBにアップグレード。業務でもちょっとは使いたいとのことで Office365 1年版 も合わせて購入。
結果、デフォルト¥128,000-の2015モデルが、税込¥170,000-となりました。
これ、もしも2016モデルを選んでいて同様のカスタマイズを施した場合、下手したら¥200,000-をオーバーしますね.....。
今回の投資は高いのか安いのか.......
今回の記事からはちよっと話が逸れますが、将来的展望としてまずはアフィリ収入月収¥100,000を目指す私としては、その数値が達成出来たのなら2ヶ月でペイできる金額ですので、決して高い投資とは思いません。むしろ、¥200,000弱の投資で将来的に¥1,000,000/月となったら、それは笑いが止まらない訳ですから。
一見、不可能に思える金額ですが、最終目標はそこなのです。絶対に達成します!。
と、話が逸れましたが、一番の目的はブログ更新と考えると、私の場合は新型でも2015年モデルでも遜色ないという結論でした。もしも私がMacのヘビーユーザーであれば、使用用途に関わらず間違いなく新型を選んでいたと思いますが、今回初のMacデビューとなると、今回の機種でMacとは何ぞや!?というところから始めなければなりません。
私には旧モデルでも十分な性能を体感出来て、そしてMacの新たな可能性を発見出来るものと思います。
あと、決定的な決め手としてもう一つ。
2015モデルはAppleマークが光るというのがあります.......ニンマリ。
因みにご存知の方も居るとは思いますが、新型2016モデルはりんごマークが光りませんのでご注意を!!。
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まとめ
忘れもしない今年の10月、iphone7の発売に日本国内も揺れ、待ちに待ったiphoneファンは期待に胸を弾ませました。かくいう私もその一人なのですが、今回の新型Macの発表はその衝撃とはちょっとかけ離れているような気さえします。
新たな規格を盛り込む事で時代の最先端を走る事もメーカーとしては必要なことなのかも知れません。しかしながら、時代がまだそこに追いついていないとなればエンドユーザーはその規格に合わせるためにデバイスやアクセサリーの買い替えが必須となり、相当な金銭負担を強いられます。これはいつの時代であっても規格の世代交代は訪れるわけですから完全否定するつもりはないのですが、USBタイプAの一つでも申し訳ない程度に付けてくれていたのなら、ユーザーからこれほどまでにブーイングを受ける事もなかったでしょう。
それを時代の流れだから仕方のない事と取るか、ユーザーを馬鹿にしていると取るかは新型を選ぶか2015モデルを選ぶユーザーが決めれば良い事なのかも知れません。
私の場合は、旧モデルでも十分にその機能を発揮してくれるとの判断で2015モデルに落ち着きましたが、皆さんならどう判断しますか?。
以上、今回は新型と旧型のMacbookどちらを選ぶか?でした。