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資産を増やす!家計簿アプリ 【Money Forward 】を使ってみた

2017年3月5日

はじめに

最近無駄遣いが多くてその打開策を色々と検討中のshigeです。

毎月入ってくる収入を全て使い切ってしまっていると当然貯金なんぞ貯まらない訳ですけれど、分かっていても、いざ欲しいものが目の前に現るとついついポチッとやってしまう癖が抜けなくなってしまいました。

お陰でなかなか貯蓄が貯まらないんんです。

これではいかん!と思っていた矢先、先日から気になっていた Money Forward という家計簿アプリを使ってみました。今やまさにこの業界の最大手ですね。

実は、5年前くらい前までその先駆け的存在となった「Zaim」というアプリも使っていたのですが、当時は連携できる金融機関も非常に少な買ったものの、なかなか使い勝手が良くて3年ほど使っていました。でも、いつの日からか辞めてしまったんです。無料でしたから尚使いやすかったんですけどね。

今回は、この Money Forward に ついて触れてみたいと思います。

このタイミングでレポートなんぞしなくても、フィナンシャルプランナーさんや有名ブロガーさんがたがライティングしていますのでいい話なのですが、資産運用をカテゴリーとして掲げている以上私も少しはその存在に触れておいたほうが将来的にもいいかな?ということで記事にしたいと思います。

 

 

そもそも家計簿をつける理由

Maney Forward は家計簿アプリです。

家計簿をつける理由は人それぞれだと思いますが、主には無駄使いを防ぐためや収入と支出のバランスを把握して少しでも資産を残す目的で使用される方もいるかと。

私の場合は明らかにどっちもです......笑。

毎月の限られた収入を使い切っているだけでは、将来的に何も生まれません。

会社の経営が利益を残さなければ事業をしている意味がないのと一緒で、家計にも同じことが言えると思います。
会社経営の場合、毎月の売り上げは市場や景気、需要などにも左右される反面、減収ながら諸経費を抑えることで利益を残す、いわゆる「減収増益」を見込む場合もあります。

事業者としても帳簿を預かっている身としては、若干ながら事業で利益を残しているのに家計はほとんど丼ぶり勘定状態なのはちょっと問題ありです。
我が家計は、妻に食費と消耗品代を渡してその2点だけは任せており、その他の住宅ローン、水光熱費、携帯代、保険代、年金などは自分が負担しています。私は個人事業なので、サラリーマン家計の方とはちょっと事情が異なり独特の給与体系なのですが、家計簿をつけるという概念はどんな事情の世帯によっても全く一緒です。

やはり、「お金を少しでも残すために家計簿をつける」 という理由づけがもっとも理にかなっていると思います。

 

 

Money Forwardとは?

Money Forward(マネーフォワード)とは、スマホやPCで連動してWebで家計簿を管理出来るアプリです。

特徴としては、自分の所持している銀行の口座情報、クレジットカード、証券口座、FX、年金、電子マネーなどの入出金の情報をスマホやPCで管理できること。小口(現金)で買い物したものなどはレシートをスマホのカメラでパシャっとするだけで自動的に取り込んでデータ化してくれます。

一番便利だな〜と思ったのはAmazonアカウントに対応していること。amazonで買い物した決済はクレジットカードを使用していたとしても、決済金額と決済日時を自動判別してくれて、データ取得の重複を防いでくれる点。amazonヘビーユーザーの私としては非常に便利な機能です。

Money Forwardは基本的には無料で使えるのですが、プレミアムプランに加入するとクレジットカードの利用残高までも管理してくれます。プレミアムプランは月額480円のプランで結構お高いイメージもありますが、無料プランとの機能差は歴然です。詳しくは後ほど。

 

 

Money Forwardでできること

紛れもなく家計簿特化アプリ

まず、これは紛れもなく家計簿アプリなのですが、家計簿をつけるなんて主婦の仕事でしょ!?なんて思ってませんか?。給与を丸々奥様に預ける家計事情だったら、お父さんはもしかしたら使わないかもしれませんね。

 

 

しかし、マネーフォワードはただ単に給与から食費と水光熱と家賃を引いて.....とかそんなレベルの家計簿ではないのです。それだけだったら私も使いません。なんと、株式やFX、投資信託、確定拠出年金の資産管理ができるというもの。これも証券会社や金融機関の証券口座と連動できるので、毎月の銘柄の価格も上限まで把握することができます。

 

負債額も管理

また、家計においても、自動車ローンや住宅ローンなどのいわゆる家計の負債部分も資産として計上することで、負債の残高とローンの毎月の引き落としと負債の残高を連動させて負債の管理もすることができます。家計簿系のアプリは星の数ほどありますが、負債まで管理できるアプリはありません。

 

その資産と負債の関係を表す貸借対照表(バランスシート)までも自動作成。
バランスシートとは言っても、本格的なものではありませんが、資産と負債、純資産も割合が自動作成されるグラフから一目でわかります。

ここでの資産は主に現預金です。負債はマイカーローンや住宅ローン、クレジットカードの利用残高。資産から負債を差し引いたのが純資産となります。
実際に数千万の住宅ローンを抱える我々一般市民からすれば、負債額が資産を上回る 債務超過状態 に陥るのは当たり前の話です....笑。上の資産のグラフは一例ですが、実際の当家の家計は勿論住宅ローンを払い始めたばかりなので債務超過状態です。これが住宅ローンの支払いを続けて行くうちに資産が負債を上回れば、晴れて債務超過解消となります。その日がくるのが待ち遠しいですね。

 

ポイントも管理できる

登録したクレジットカードのポイントやポイントの有効期限なども一括で管理できます。
使用できるポイントは下記の通り(2017年3月現在)です。
管理出来るポイントの種類はまだまだといった様子ですが、MoneyForwardは日々進化してますので今後に期待したいところですね。

 

ちょっときになったのが、楽天のスーパーポイントが反映されない?.....何故!?。
クレジットカードに楽天は登録出来るのにポイントは反映されないってどゆこと!?。クレジットカードの情報は取得出来るのにポイントの情報は取得出来ないとは....。

そしたら、ちょっとしたトリックがありました。

通常、銀行口座やクレジットカード、ポイントカードを登録する際は、「口座」タグから口座の追加を選択して行います。「楽天カード」や「楽天ポイント」で探してしまいがちですが、「My Rakuten」で検索すると楽天のポイントが口座(資産)として登録されます。

 

MoneyForwardでは、ポイント有効期限によるポイント失効を防ぐため、ポイントの有効期限も確認する事が出来ますが、有効期限の管理についてはプレミアム会員限定の機能となります。

このようにマネーフォワードでは、家家計簿だけではなく負債も管理することで家庭全体の収支のバランスから資産管理までを一つで賄えるのです。因みに、いま紹介した負債の管理はプレミアムプランでないと利用出来ません。

 

プレミアム会員ってどうよ??

マネーフォワードの月額有料サービスであるプレミアム会員ですが、プレミアム会員になると月額500円が掛かってしまいます。

結構痛いですね。300円くらいなら直ぐにポチッとやってしまいそうですけど。

で、この500円が高いか安いか?で考えるとしましょう。

月額500円ですので年間では 500円×12ヶ月=6000円 も掛かってしまいますよね。
この年間維持費6000円を高いと取るか安いと取るかです。

勿論、無料の家計簿というのも沢山ありますが、マネーフォワードのメリットはこの記事でも触れてきたので何となくご理解は頂けたと思うのですが、課金するまで使うか?というと、皆さん躊躇してしまうと思います。何を隠そう、私も1ヶ月間躊躇しつつ先日プレミアム会員の決断をしました。

私が決断した最大のポイントは、無料プランだと口座やクレジットカードの自動取得に10件までしか対応していないという点です。
銀行口座もゆうちょを合わせると5件、クレジットカードが事業用の法人カードもあわせると15枚くらいあって、どうにも10件の自動取得では足りません。しかし、この15件のクレジットカードも15枚全て毎月使っているかと言うと、フル稼働しているのはせいぜい2~3枚程度。だから15枚全て登録しようとしなくとも無料の10件でも充分に使えるわけです。しかし、普段使っていないカードの中には年会費の掛かるカードも数枚あって、普段使わないから年会費の引落しをついつい忘れがちです。口座に常に余計を持ってお金を入れておけばいいだけの話なんですが、団信や生命保険などの大きい引落しなどがあった際、たまに残高不足に陥る事があります。だからこそ、自動取得に対応しているカードは出来る限り登録しておきたい....というのが正直なところです。

先日も銀行で組んでいるマイカーローンの引落しのためだけに使っている口座の残高不足で引落しがされなかった事が1回だけありました。その銀行でローンを組んでから4年、一度も引落しが遅れた事はありませんでしたので個人的にはショックは大きかったです。一度でもこのような履歴を残してしまうとブラックにはなりませんが、その銀行単位では引落しが行われなかったという履歴が残ってしまいます。将来的にその銀行でローンを組む際には、当然この履歴を参照されるので、頻繁にこれをやってしまうと後々厄介なのです。正直1回限りでは問題ないんですけどね。ただ、金融機関とは常にクリーンな取引を心がけているので一度キリとは言え後悔が大きかったのです。

「ちゃんと残高確認しとけばよかった~......」と。

これを2~3回続ければ信用情報に傷がついてしまうのでブラック入りの危険も伴います。

私は、このようなリスクを回避するためだけであっても年額6000円は決して高い金額では無いと思いますよ。

金融機関なんて、引落し前に「残高確認してくださいね~」なんてアナウンスしないですからね。いわば「引落し日くらい覚えとけ!!」のスタンスが当たり前な訳で......。

そうは言っても、だって.......人間んは忘れる生き物ですもん。

ちょっと自分の体験談が入ってしまいましたけど、そんな意味でもとても使いやすいですよ。無料のアカウントであっても10件まで口座を登録出来ますから残高不足のアナウンスまではしてくれませんが、画面上を確認すれば「残高不足です」と表示されるので、頻繁にマネーフォワードにログインしていてば入金を忘れる事は無いと思います。

無料でも充分使いこなす事が出来ます。

 

 

まとめ

今回はマネーフォワードについて紹介してみました。

マネーフォワードについてのブログ記事は、フィナンシャルぷらんなーや税理士さん方がもっと詳しく書いている記事が沢山あります。
この記事を書く前にちょっと覗いて来ましたが、記事の内容や精度も半端なく良かったです。「ちょっと敵わないかな?」とも思いましたが、この雑多ブログの良いところは沢山の分野に「浅く・広く」ですので、そこは割り切ります。

でも、プラミアムまで実際に使っている私の主観や経験を元に記事を書きましたので、その点は 「これからマネーフォワードを使ってみようかな~」 という人には充分参考になるものと自負しています。

プレミアムは月額500円ですが、無料でも口座の自動取得件数10件以内であれば充分使いこなす事が出来ます。また、有料プランに移る前での1ヶ月の無料トライアル期間もありますので、その期間中に使い勝手などを試してみて、必要であれば有料に入るのもいいかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

 

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