はじめに
このところ、ダイエット系の記事ばかりが続いています。
雑多ブログのいいところでもあり、悪いところでもありますね、これ。
得意な分野をカテゴリー分けさえしてしまえば、あとはその日に思いついたネタに合わせて執筆すればいいわけですから雑多ブログは辞められません。というか、私自身は特化型ブログを運営するほどの知識もないです。
最近のことですが、小学校1年生の息子が学校の体育の授業でやっている縄跳びが飛べないとのことで、先日は 縄跳びダイエット についての記事を書きました。
その際に出てきたタニタの体組成計のレビューがまだだったな......と思いつき、今回はそのタニタの体組成計のレビューを書きたいと思います。
体組成計とは
体重体組成計とは、筋肉や脂肪、骨など私たちの体を取り巻く組織がどのくらいの比率で構成されているかを調べるための計測機械のことを言います。
一昔前、昭和から平成にかけての頃、つまり、40代のわたくしが幼少から思春期に到るまでにお世話になってたのは、針が一本ついただけのアナログの体重計でした。それがいつの日からか、体脂肪を測れるようにもなってダイエットブームに火がつきましたね。
それまでは、脂肪って何?という世界でしたからのスタートでした。
自分の体の脂肪があれだけついているなんて考えたくのないのは今も昔も変わりません。
そこで、体脂肪計をさらに進化させて最近登場し始めたのが 体組成計 というもの。
体組成計で測れるものを下にあげてみました。
- 体重
- 体脂肪率
- 筋肉量
- BMI
- 内臓脂肪レベル
- 基礎代謝量
- 体内年齢
- 推定骨量
- 筋質点数
- 対水分率
などなど。
では、上に書いたそれぞれの説明をしていきます。
体重
説明は要りませんね.....(だったら書くな💢)
まさに我々の食生活の集大成とも言えます。
体脂肪率
カラダに対しての脂肪の割合。体脂肪は活動エネルギー源になるだけではなく、体温を保つ、外敵衝撃からカラダを守る、皮膚に潤いを与える、なめらかなボディーラインを形作る、正常なホルモンの働きを保つなどの役割があります。
しかし、体脂肪が高すぎると高脂血症、高血圧、糖尿病、などの生活習慣病の原因になります。子供の肥満も成人と同様に高脂血症、高血圧、糖尿病といった様々な健康被害を引き起こす恐れもあります。
筋肉量
筋肉は、姿勢を保ったり、心臓を動かしたりしている組織です。筋肉には体温を保ったり、カラダを動かしたりするためのエネルギーを作る工場という大切な役割もあります。
筋肉量は、統計的に見ると成長とともに20歳頃まで増加し、その後維持期を経て徐々に減少する傾向があります。成長期は筋肉量は急激に増加する大切な時期です。バランスの取れた食事と身体活動量を増やすようにしなければなりません。
BMI
Body Mass Indexの略で、体格を表す指標です。
国際的にも広く普及しカラダの中に占める脂肪量との相関が高いことから日本肥満学会が肥満の判定基準の統一を目指し提言しています。BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割った値です。
内臓脂肪レベル
腹腔内の内臓の隙間に付く脂肪のことで、皮下脂肪よりも生活習慣病の起因と言われています。そのため、内臓脂肪の状態をチェックすることは、生活習慣病を予防する上で大切な目安となります。
基礎代謝量
さまざまな生命活動(呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つ)のために常に使っているエネルギーを言います。つまり、「生きていくために最低限必要なエネルギー」のことで、肉体的・精神的に安静であるときに、呼吸器、循環器系や神経系、肝臓や腎臓などの臓器はわずかに活動している状態と考えられています。1日の総消費エネルギー量は、この基礎代謝量と生活活動代謝量(日常の家事などを含む活動)を促したものになり、このうち基礎代謝量によって消費されるエネルギーは約70パーセントにものぼります。
体内年齢
基礎代謝の年齢傾向とタニタ独自の研究による対組成の年齢傾向の2つの傾向から、測定した対組成がどの年齢の対組成と近いかを表現したもの。筋肉量が多く、基礎代謝が高いほど、体内年齢は若くなる。
同じ体重でも対組成により体内年齢が変わります。筋肉量が多く、基礎代謝量が高くなるほど、体内年齢は若くなる。たとえば実年齢が40代であっても筋肉質で基礎代謝量が高く、20代の基礎代謝基準値と同じ場合は、体内年齢も20代の計算となる。
推定骨量
骨量とは、骨全体に含まれるミネラル(カルシウムなど)の量を意味します。正しくは「骨塩量」といいます。骨は何も変化しないように見えますが、実は活発な新陳代謝を繰り返しています。そしてカラダが必要とするカルシウムを供給したり、常に新しい骨を作り出したりしています。骨は筋肉との関係が強い組織です。痩せすぎや運動不足は骨量減少につながります。適度な運動と食事によって筋肉と骨を一緒に維持・増進しなければなりません。
筋質点数
筋質とは、加齢や運動習慣により変化する筋肉の質のことです。
筋肉は、人によってその状態が異なります。若い人やよく運動する人の筋肉は良い状態にありますが、加齢は運動不足によりその状態は低下します。
体水分量
体重に占める対水分の割合のこと。対水分とは、体内に含まれる水分のことで、血液、リンパ液、細胞外液、細胞内液などをいいます。これらは栄養を運搬したり、老廃物を回収したり、体温を一定に保つなど体にとって重要な働きがあります。
体水分量は女性よりも男性の方が高い傾向があります。このように体水分量は年齢、性別、体脂肪によって変化します。
男性の適正は55~65%、女性は45~60%と言われています。
※(上記記事はTANITA 体組成計【RD-903説明書】より抜粋しました)
TANITA特徴
このRD-903BK最大の特徴は、何と言ってもスマホと連動するというところですね。
もちろん、スマホがなくてもRD-903単体でも使用できますが、この製品の特徴はやはり、スマホ連動でスマホで計測したデータを閲覧・管理できるというところ。つまり、スマホが無ければ意味がないので、スマホがない方は普通の下位製品を買った方がいいかもしれません。
この製品はスマホと連動させて使うことを前提に作られていますので、スマホがないとRD-903の機能をフルに発揮させることは不可能です。
実際の使い勝手
RD-903を購入したら、TANITAの公式アプリである 「Health Planet」 をダウンロードしましょう。
下の画面は Healtu Planetのメイン画面です。
赤枠で囲ってある部分を押すと、離れている場所にあるRD-903がリモートで起動します。
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計測が終わると、本体画面にも体重、体脂肪、骨格筋率などが交互に表示されますが、実際にところスマホで見た方が見やすいです。計測が終わると、そのデータがすぐにスマホに転送されます。
43歳にして体内年齢49歳!!あっぱれじぶん!。
でもいいんですョ.......。今シーズンのワークアウトの楽しみが増えるというものです。あくまでもプラス思考で!!。
グラフで見ることで、今までの経緯もぱっと見で確認できるので、ダイエットには一番大事だと思うモチベーションの維持に非常に役にたちます。
普通の体重計で手で数値を記入しながらのデータ管理もいいですが、全てをスマホのワンタップで済ませることが出来るので、とてもお手軽です。
体脂肪など、体重以外のその他のデータを計測する場合、裸足で電極部分に乗らないとデータが測定出来ないのは体脂肪計が家にある方ならご存知だと思います。RD-903で短時間で体組成を計測したい場合は、
靴下を脱ぐ ⇨ スマホでRD-903を起動しながら体重計に向かう ⇨ 体重計に乗る ⇨ 靴下を履く
という行動パターンを身につければ靴下を脱ぐから計測終了まで1分もかかりません.......笑。
体重を計測する一番いい時間は 「朝起きた直後が良い」 と言いますが、これを使えば秒速で計測⇨記録をしてくれますので、忙しい朝でも計測が苦になりません。最も、朝起きた直後でしたら靴下を履いていないので、スマホ片手にRD-903に向かうだけでもOKですね。
とても便利ですよ!。
これぞまさに、いまどきのデジタル家電と言えるでしょう。
いや、デジタル家電なんて言ったらTANITAさんに怒られてしまかもです。
まとめ
今回はTANITAの体組成計インナースキャンデュアル RD−903K のレビューを書いて見ました。
ダイエットをする上で一番大事なのがモチベーションを維持すること。
そのためには、その モチベーション を保つためのこんなツールにも設備投資しないとなかなか難しいところがあると思います。
結構いい値段がしましたが、本気で体重を落としたいと思った私は躊躇せずにクリックして購入しました。
結果、買って後悔はしていません。
自分の体の変化を数値化した状態でスマホに保存できるので、ダイエットの目的だけのつもりが自分の健康に対しての意識も自然に上がります。特に、内臓脂肪や体水分量、推定骨量などを見ると、もっと定期的に運動しなきゃな〜という意識に次第に変わって行くのが分かると思います。
ダイエットのモチベーション維持や健康管理にとても便利です。