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ブラインドタッチ練習方法 タッチタイピング上達の極意

2020年6月22日

タッチタイピングとは?

タッチタイピングとは、パソコン(PC)に文字を入力する際、キーボードを見なくてもキー入力が出来るタイピング技法のことをいいます。

またの名をブラインドタッチという呼び方もされますが、どちらも意味は同じです。

ここでは タッチタイピング という呼び方で統一します。

管理人もこの記事をタッチタイピングにて打っておりますが、そもそもタッチタイピングというスキルそのものは人生にとって必要なものなのでしょうか?。

タッチタイピングはキーボードを見なくてもキー入力が出来るスキルそのものを指すわけですが、そもそもタッチタイピングの目的とは何なのでしょうか?。

タッチタイピングを習得するために効率的な練習方法はなんなのでしょうか?。

そしてタッチタイピングを習得したことで得られるメリットとは何なのでしょうか?。

 

本記事では、タイピングをマスターする目的、タイピング練習をする上で大切なこと、オススメのツールなど技術的な部分というよりは精神論や考え方、挫折しないための方法などを書いていきます。

タッチタイピングの基本的な部分、いわゆる打ち方などは、既に多くのブロガーさんやアフィリエイターさんが執筆していますので、本記事では割愛させて頂きます。

 

 

タッチタイピングの目的

タッチタイピングの目的は、正確に出来るだけ速くPCに文字を入力することですが、初心者が練習をする際は特に正確さに拘ったほうが良いとされます。

言い換えると、タイピング練習の基本は正確に打つことをまずは覚えることです。

正確に打つということはつまり、キーの配置が頭にはいっていなければなりません。

じつは、頭で覚えるよりも指に覚えさせたほうがもっと正確に速く打てるようになります。

文章を考えながら打つ時には頭を使いますが、キーの配列も頭で覚えたものをフィードバックしながら入力すると、頭は2つのことを同時進行ですすめなければならず非効率です。

 

「いや、おれの頭脳はデュアルコアだ!!」

 

と言い切れる自信のある方は別として、基本は体で覚えることです。

体で覚えたものは簡単には忘れませんし、頭と切り離しでタイピング出来るので、頭脳は文章の作成に集中することができます。

 

また、タッチタイピング覚えたてのつい速さに先走ってしまうところは否めいでしょう。

確かに職場や学校などでタイピングの速い同僚や友達を見るとつい羨ましくなり、

 

管理人
「速くタイピングすることこそがカッコいい!」

 

と捉えがちです。

しかし、いくら正確さを犠牲にして速く文字が打てたとしても、それが誤字脱字だらけでは後から修正する手間も掛かります。

実はタイピングを練習するにあたっては、先述のとおり最初に速さに拘ってしまうという勘違いがタイピングそのものの上達を阻害してしまいます。

管理人がそうでした.....汗。

タイピングに大事なのは正確さです。速さは二の次です。

正確さを追求していくと、焦らずともいづれ速くなります。

 

 

タッチタイピングが必要な理由を知る

物事を進めていくには理由が必要です。

何故それを目指すのか?。

ここでは「何故タッチタイピングを習得しようと考えたのか!?」です。

つまり、皆さんが検索でこのページにたどり着いた理由です。

ダイエットを決意した人にはその人なりの理由があるはずですし、クルマの免許を取る人にも理由があるはずです。

同じようにタッチタイピングをマスターするにも理由付けを明確にしたほうが、習得中の挫折を回避できるはずです。

何かの行動を起こすときに必要となるが2つ、一つはその目的、もう一つは最終の目標です。

これらがブレると途中で挫折します。

目的と目標は自分が望むレベルに成長するための指針となりモチベーションになります。

ただ、「タッチタイピングが出来ればいいなぁ~」

という人と

「絶対にタッチタイピングをマスターする!」

だとモチベーションが違うので取り組みかたも変わってきます。

 

目的と目標の例

目的

目的については皆様がよくご存知のはず!。

皆さんがこの記事にたどり着いた動機そのものがまさに目的だと思うところです。

 

「職場で仕事をするときに、500文字程度の文章を打つのに10分も掛かっている......」

 

とか、

 

「学校でタイピングのテストがある」

 

とか、

 

「ライバル(同僚)に負けたくない」

 

など。

目的は人それぞれでしょうけれど、人が何かしらの行動を興す際には必ず必要になります。

目的もなく行動してしまう人って、冷静に考えるとちょっと危ないのでは!?とおもってしまうところ。

その目的こそがあなたをタッチタイピングマスターへと導く原動力となり、モチベーションの維持に欠かせません。

しっかりと胸に刻んでください。

パソコンの画面に付箋紙に目標を書いて貼っておくのも良いかも知れませんね。

 

目標

一方の目標について、一番わかり易いのがタイピングの検定試験を目指すというものです。

前章のように、500文字を10分も掛かって打っているようでは少々タイピングに関しては重症ですね.....。

でも大丈夫です。トレーニング次第でいくらでも速くなりますので。

本来であれば遅くとも2~3分で打ちたいところです。

後述しますが、日本国内でタイピングの試験は様々な種類のものが行われているようですので、資格取得を目指すのもひとつ。

しかしながら、目的が「タッチタイピングのマスター」であるのなら、キーボードを見ないで打てるようになれば、ある意味目標達成とも言えます。

この辺のさじ加減はご自身で判断されると良いかと思います。

 

 

タッチタイピングの検定試験

キータッチ2000

キータッチ2000は、全国の商工会議所が主催する、キーボード操作技能を証明する試験です。

ランラムなアルファベット、英単語、数字特殊記号を制限時間内(10分間)で2000文字入力することが条件となります。

合格すると、ゴールドホルダー認定書が送られます。

受講料は一律1,570円(税込)です。

会場は全国の商工会議所または試験施行機関にてそれぞれの会場が指定する期日に行います。

日本語の入力は一切なく、アルファベットの入力が基本となるので、以外にハードルが高いかも知れません。

上記の通り、日本語の入力がないので資格を取ったとしても実務的に役に立つのかが微妙に思われがちですが、商工会議所主催の試験であるので履歴書に記載もできる検定試験となります。

 

ビジネスキーボード

ビジネスキーボードは、上記のキータッチ2000と同様、商工会議所が主催する検定試験です。

キータッチ2000の中~上級レベルのという位置づけであり、ビジネス実務で要求される「タッチタイピングの速さと正確さ」を重視した試験となります。

試験科目は「日本語」、「英語」、「数値」の3科目に分かれていて、科目ごとにS、A、B、C、Dの5段階評価で技能検定します。

主にビジネス実務で必要とされるスキルそのものが出題されるので、Aランク以上の資格取得者であれば、タイピング資格を持っていない人に比べるとポイントはかなり高いのではないでしょうか?。

ビジネス技能において求められるスキルはC評価以上が目安ということです。

試験科目 技能認定基準
S A B C D
日本語 900字 800~899字 600~799字 400~599字 0~399字
英語 3,000字 2,500~2,999字 2,000~2,499字 1,500~1,999字 0~1,499字
数値 1,200字 1,000~1,199字 800~999字 600~799字 0~599字

 

 

e-typing masster(イータイピングマスター)

イータイピングマスター タイピング技能検定は、インターネットを利用した日本最大級のタイピング練習サービスで、イータイピング社が運営するサービスです。

インターネットに接続されたパソコン(Mac)のブラウザを利用して、タッチタイピングの練習から習得、そして検定試験までの一連の流れが自宅(職場や学校)に居ながら出来てしまいます。

検定内容は8級から7級、6級、5級、4級、3級、2級、1級、特級までの段階であり、自分のスキルに応じて好きな級種を受講できます。

試験内容は単キー入力から、カナ、単語、短文、長文など、級に応じてそれぞれ内容と難易度が変わります。

 

科目については下記の通りです。

科目/級 8級 7級 6級 5級 4級 3級 2級 1級 特級
短キー
カナ
単語
短文
長文

 

受験料金は下記の通りです。

7級 2,750円
6級 2,750円
5級 3,850円
4級 3,850円
3級 5,500円
2級 5,500円
1級 5,500円
特級 5,500円

 

イータイピングマスターは、インターネット環境さえあればいつでもどこでも練習から検定試験までが受けられる、まさに至れり尽くせりの検定試験です。

イータイピング事務局によると、「タイピング技能検定イータイピングマスター◯級合格」と履歴書にも記載出来るとしています。

しかしながらネット上では、自宅やネットカフェなど、試験管の存在しないクローズドの環境にて受験するため、いくらでも本人に成り代わり受験する、いわゆる「替え玉受験」が可能であるため、本人の実力で取得した資格であるという証明に乏しいとの声もあります。

しかしながら、疑われたのならその場でタッチタイピングを披露すればいいだけの話です。

記載できるものは記載してしまいましょう。

まさか、就職試験の会場で

「1分間で300文字打ってみて!!」

なんてパソコン渡されることは無いでしょうけど....笑。

 

履歴書に書く目的で受講するなら、最低でも3級出来れば2級以上を取得したいところです。

実際のところ、3級を取得した時点で1分間に300文字以上を打てる程度の実力は付いています。

但し、イータイピングのデメリットは、練習から検定に至るまで「変換」という作業がなく、ひらすらローマ字を入力するだけです。

実務では漢字変換という作業が必ずしも発生しますが、タッチタイピングという名目でアルファベットを入力できるようになるという目的においては、よい練習と検定になると思います。

事実、タッチタイピングは出来るようになります。

 

管理人は先日、ようやく3級が取得できました....汗。

 

 

練習の心得

速さより正確さ

冒頭でも書きましたが、速さより正確さです。

手は常にホームポジションのFJ、確実にそれぞれの決まった指で決まったキーボードが立たけるようになるまでは、基本見ながらタイピングしてもOKです。

しかし、慣れてきたらキーボードを見ないて打つようにします。

速さは二の次、まずは正確さです。

正確に打てないのにスピードを上げたって絶対に上達しません。

運転免許もないのに高速道路で180km/h出すのと同じ。

何も得られるものはありません。

あっても赤キップくらいでしょうか......。

ますは一文字一文字でいいから、決まった指で決まったキーを叩けるように、基本に忠実に練習しましょう。

 

 

苦手キーの克服

ある程度出来るようになってくると苦手なキーというものを意識するようになると思います。

例えば左手の小指と薬指の連打する場面とか。

管理人は「我々」とか「早稲田」とかのローマ字入力が苦手でしたが、今はなんとか克服しました。

最近はTUDRなど、人差し指を使うホームポジション付近のキーが特に苦手です。

なので付箋紙に苦手なキーをマジックで書き、PCのモニターに貼ってそのキーと担当する指を意識しながらタイピング練習や仕事をするようにしています。

これ、人にみられると「何それ!?」って突っ込まれるので、いちいち説明するのも結構恥ずかしいんですけど、習得するまでの間は自分に対していい刺激にもなるのでオススメです....笑。

 

 

調子が悪い日は無理に練習をしない

誰しもタイピングの調子が悪い日があります。

そうは言っても、仕事でどうしてもタイピングが必要な人にとっては、たとえ調子が悪くともキーを叩かなければならない訳ですが、毎日タイピングの練習をするに至ってはどうしても調子の悪い日というのが見え隠れしてしまうのです。

ちょうどタッチタイピング初心者から中級者になったあたりでは、日々の調子にばらつきが目立ち始めるようになります。

これはタッチタイピングには慣れてきたけれどもまだまだ体で習得していない時期によく出始るんだと分析していますが......。

タイピングは調子が悪い時はとにかくイライラします。

自分が思うように打てないと文章の入力に弊害が生じる訳ですから。

なので調子が悪い日は無理をしないことです。

いっそのこと一切の練習をしないのがベストです。

キーボードから離れましょう。

でないと、タイピングそのものが嫌になってしまうし、タイピングに対して拒否反応を示してしまいかねません。

 

 

まとめ

タッチタイピングは就職活動において絶対的に必要なものかどうか?。

就職活動においては、WordやExcel、パワーポイントや業種によってはCADを使えるといったほうが絶対的に有利ですが、現代人はまともにタッチタイピングが出来ない人が多いそうです。

それは学校で教えないからに他なりません。

学校では基本的な部分、ホームポジションとか指とキーの関係などは教えますが、練習方法までは教えません。

あとは本人がタッチタイピングを必要とするかしないかで、習得するかしないかに分かれるのだと思います。

先述のとおり、タッチタイピングは就職に必ずしも必要ではありません。

でも、出来ないよりは出来るに越したことはありません。

初対面の人の前でいきなりキーボードを見ずにタイピング出来たら、うっとりされるかも知れませんよ(同性だとちょっとヤバいか)。

 

出来ないよりは出来たほうがいい。

しかし、出来ないままで30代40代になって我流で見ながらタイピングしていて、いい歳になってからいざタッチタイピングを習得ともなると、強力な我流の癖が抜けずにかなり苦労します!。

管理人がそうでしたので断言します。

せめて20代前半までには習得しておいたほうがいい。

30代以上の方は焦らずに毎日最低でも30分は練習することです。

1年もやれば絶対に上手くなります。

 

なので、すぐすぐ仕上げようとしないこと。

 

「ローマは一日にして成らず」

 

です。

物事の習得には時間が掛かる事を忘れずに。

日々の努力が必ず実を結びます。

皆様のお役に立てられれば幸いです。

 

それでは。

  • B!