はじめての転職 これだけは気をつけたい!
転職とはあまり響きのよい言葉では無いかも知れませんが、今の世の中転職をすること自体決して珍しいことでも恥じる事でもありません。
理由はあまりにもブラックな会社が横暴しているからです。
社員や従業員をロボットのようにしか扱えない、考えない会社。
転職を希望する求職者が年々増え続けているのは、そのような実態が多くの会社で実際に起こってるという影響もあるはずです。
頻繁に転職を繰り返す輩は別として、現在のおける転職とはごくごく当たり前のようあ事になりました。
高校・大学卒業後はそのまま新卒で会社に就職するか、公務員になるか、フリーターへの道に入るか、独立して会社を立ち上げるのか?、様々な選択肢がある訳です。
一般的には新卒で会社に入社して会社員というのが一般的でしょうけれど、明日にも会社が潰れてもおかしくないのが現状のこの世の中において、転職を経験した事の無い人を数えるほうが実は難しかったりもします。
昭和の頃はそれこそ生涯一会社が当たり前でしたが、平成の世に至ってからは「リストラ」という社会現象も増え続けたため、そんな生涯一会社なんて話は昔話となってしまいました。
遅かれ早かれ転職を経験する人は少なくないはずですが、今回記事では過去に私が経験した転職の際に気をつけ無ければならないポイントを書いてみたいと思います。
気をつけることは「人間関係」です
結論から先に申し上げます。
気をつけることはズバリ、人間関係 です。
この記事を読んで下さっている皆様は、すでに社会に出て働いているプロの方々であると察します。
つまり、人間関係に関してはそれなりの経験を積んで来られているかと。
しかしながら、もしも初めての転職ともなれば話がちょっと変わってきます。
今の職場での人間関係の経験をもとにあらたな職場でも.....とおう気構えは一旦閉まっておいたほうが賢明です。
当たり前の事ですが、職場も変われば人間も変わります。
社風が違えば、職場の空気感も違うし、そこで働く人の感情や人当たりも変わってきます。
これは、過去に私が転職をしたときに感じた率直な感想です。
同業者だから同じような性格の人ばかりではないですし、人は一人ひとり違うのだという事を思い知らされます。業種が変わればガラッと変わることも必須かも知れません。
そのような建前のうえで、よりよい人間関係を構築していくために気をつけるべき具体的な行動や考え方などを書いていきます。
名前と顔を一致させる
従業員が多い会社であれば全員の顔と名前を覚える事も一苦労です。
最初はきっと、名前と顔が一致しないでしょう。
慌てて覚えて、間違った呼び名で呼ぶことだけは絶対に避けたいものです。人は間違った呼び名で呼ばれた事を以外に根に持ってしまって忘れないものです。あなたにも経験は無いですか?。覚えやすい苗字だったらいいのですが、類似した呼び名(佐藤さん=加藤さん)で読んでしまうと一生恨まれる恐れありです。
私は過去に間違った呼び名で呼んでしまったこともあり、間違った名前で呼ばれたこともあります。間違った名前で呼んでしまった方はしばらく口を聞いて貰えませんでした....笑。逆に、間違った名前で呼ばれると、やはり気持ちの良いものではありません。「コイツ、頭悪いな.....」って思ってしまいます。同じことを自分も人にしてしまっているので、恐らく同様の感情を抱かせたのでしょう。相手の立場に立って物事を考えるというのはとても大事なことです。
名前と顔を一致させるという点においては、あまり急いで覚えようとすると返ってアラが出てしまうので、まずは自分の名前を覚えて貰い相手に自分を呼んで貰うことから始めましょう。そんな事をいちいちしなくても職場ですから用事がある時は名前で呼ばれるものですが、「どうでもいい人」と思われていれば名前ですら呼んでもらいない可能性もあります。先輩方から「新人くん!」などと呼ばれないように気をつけましょう。
お局的存在を把握する
これは鉄板です。
どこの職場にもお局様は必ずいらっしゃいますが、彼女を敵に回すと後々苦労するのは自分です。
私は過去にパートのお局と何度もバトルして修羅場をくぐり抜けて来ましたが、あまり気持ちのいいものではありません。最初のうちはお局様は尊重して敵に回さなぬよう努力すべきです。彼女を敵に回してしまうと、彼女を慕う周囲の社員からも敵視される恐れがあります。女性の団結力は凄いものです!。
逆にお局様を味方に付ける.....というよりは、お局様に気に入られれば職場に慣れるのも早いのでは無いでしょうか?。
特定の人と仲良くし過ぎない
どこの職場にも、男女問わず必ず一人くらいは厄介と思われる人物がいます。
厄介者にも色々とタイプはあります。
生理的に受け付けない人、皆から嫌われている人、おせっかいな人、プライベートを知りたがる人、上げればキリがないですがとにかく厄介者と思われる方について。
この手のタイプの人は、以外に職場の誰からも避けられている可能性が高いです。常に自分の下僕的仲間敵存在を欲しがる彼らの一番のターゲットは”新人”です。自分の周囲に仲のいい同僚などが居ないので、新人が入ってくるや否やいきなり距離を詰めて来る人が居ます。そこで意気投合し過ぎるとあとあとやり過ごすのがとても大変になります。
この手のタイプが職場からどのように見られているのかも分からないうちにあまり仲良くなってしまうと、周囲から「あなたも同類の人間」というレッテルを貼られる可能性があります。
コミュニケーションを取ることは非常に大事ですが、自分のキャラクターや存在価値をマイナスの意味で社内に知らしめないよう、最初から特定の方との距離を縮めすぎない事をおすすめします。
キャリアを主張し過ぎない
転職したばかりの職場でのあなたは誰の目から見ても新人です。
役職付きで配属された場合は別ですが、たとえこれまでの経験や実績を評価されて転職したとしても既存社員からみれば新人にしか見られません。
悪く言えばよそ者扱いされる恐れもあります。
あなたとライバル関係になるであろう同年代で同キャリアの社員さんから見れば、やはりライバルとしてでしか見られないので、自然にあなたの事を意識していると思います。
人間関係が構築されていない状況で、過去の栄光やキャリアを主張し過ぎると、周囲からの敵意を感じずには居られないでしょう。
遅かれ早かれ、そのような過去の経験を大いに振るう時期というのは必ずやってきます。最初から飛ばしすぎると、あなた自身の初期段階の印象が悪くなってしまう恐れがあります。
新しい職場では、何事もスローランディングする事を心がけたいものです。
会社の空気感を早めに把握する
会社の空気に慣れてしまえば、キャリアのあるあなたにとっては自分の能力を遺憾無く発揮する事が出来る環境を構築したも同然です。
会社の空気感というよりは社風といったほうが分かりやすいかも知れません。
そんな中で、職場によってタブーとされることが必ずいくつかはあるはずです。
そんなタブーと思われる事などは早めに周囲の人に聞いておいて把握しておきたいものです。
新人と言えども、タブーを知らずに何らかの事をやらかしてしまうと、一歩間違えるとKY的な扱われ方をされる恐れもあります。
まとめ
はじめての転職で気をつけたい事をまとめてみました。
転職後にその職場に慣れるまでの間は、多少大変な思いをすることがあるかも知れませんが、これた転職時に必ずついて回るリスクの一つです。
一定期間を過ぎて慣れてしまった頃には、そのような苦労をしていたことも忘れているかも知れません。
あなたの転職を応援しています。
頑張って下さい。