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SHARP 除湿と加湿と空気清浄機のオール・インワン機のレビュー

2016年12月15日

はじめに

肌寒い季節、皆様如何お過ごしですか?

こんにちは!shigeponです。

 

ただ寒いだけならまだしも、この寒い冬のもう一つの悩みどころ.......

それは.......

 

乾燥です。

 

特に、最近では暖の取り方も変わってきましたよね?。

一昔前では石油ストーブが大半だったと思いますが、最近では特にエアコンが占める割合が増えているようです。

これは、オール電化を推奨する電力会社や住宅メーカーの商品の販売方法も変わってきたことが一番大の要因と思われますが、オール電化を名乗る以上は石油ストーブは自動的に選択外となる訳です。

石油ストーブ、暖かいから好きなんですけどね.....。

しかしながら、あの寒い最中給油ランプの付いた瞬間は何度味わっても嫌なものです。しかも、好きなテレビ番組を見ている最中にピッピッ!なんで赤ランプが点灯すると、結構ショック大きいです....。

その石油製品と比べてエアコンでの暖房だと、暖かさは比較外にするとしても給油の心配が無い事、リモコンで操作が可能な事、タイマー運転が容易な事などなど、結構メリットがいっぱいです。

 

しかしデメリットも。

空気が乾燥してしまうのです。

 

ただでさえ乾燥している気候の最中、追い討ちを掛けるように家の中は外よりも乾燥しがちになります。エアコンをかけ続けた部屋の湿度は10%を切ることもめずらしくはありませんよね。

空気が乾燥した状況下での人体に与える影響は色々ありますが、一番は喉がやられてしまいます。特にエアコンを付けたまま寝てしまうと、朝起きたときに喉が大変な事にもなり間かねません。

という訳で、この時期加湿器の需要が高まるわけです。

 

 

オール・イン・ワンの除加湿空気清浄機

日本の1年の気候を考えると、夏は高温多湿、冬は低気圧よる寒さや降雪、乾燥状態に悩まされます。土地柄、温暖潤湿気候に属する地域が多いということですが、梅雨時期から夏の間は湿度に悩まされ、相対的に冬は寒さと乾燥に悩まされるわけです。

夏の間は除湿機が手放せませんし、冬は加湿器が必要となります。

特に最近の住宅は高気密、高断熱が当たり前となってきていますので、除湿機や加湿器の需要も相応に高まるということが言えます。

一つの家庭で除湿機と加湿器の二つを持っている方も多いのではないでしょうか?

でも、この除湿機や加湿器って収納するにも運用するにも案外スペースを取りますよね~。

以前から思ってたんですが、1台で除湿も加湿も出来る製品ってないのかな?と。

そしたら、ありました!。

すみません、ちゃんと調べた訳ではないのですが、数年前からあったような気もします。

我が家の冬は、蓄熱暖房という方式で暖を取ってますが、加湿器を購入するタイミングを毎年逃してしまっていて家を建ててから早いもので2年が経過しました。今年こそ!と思っていて製品選びをしていた矢先、SHARPさんからよさげな商品が出ていたので、早速注文しました。

 

SHARPの除加湿空気清浄機 KC-GD70-Wです。

kc-gd70

大きさは結構デカいです。

一般の除湿機や加湿機の2倍はあるでしょうか?

画像を撮り忘れましたが、右側側面に加湿器用の給水タンク、そして除湿用の排水タンクが上限に連なって搭載されています。加湿器、除湿機に使い慣れた方ならなんの違和感もなく使い始められるかと。

除湿、加湿、そして空気正常、脱臭機能まで付いているとは、ホントに至れり尽くせりです。

我が家は猫を飼っていて、リビングに猫用トイレがあるのですが、その匂いにすっと悩まされていました。この除加湿空気清浄機を購入してからはその匂いが気にならなくなりました。空気清浄機ですので室内の空気も常にクリーンです。器官の弱い私は、この時期乾燥も相まって咳き込むことが多かったのですが、空気清浄機を運転している間は咳き込む事も少なくなったような気がします。でもこれは、加湿器の影響が一番でしょうね。

 

 

部屋の状況に応じて各機能を自動運転

操作パネル

難しい操作は一切不要です。

画像ではちょっとわかりづらいかも知れませんが、一番右側に 「おまかせ」という大きいボタンがありま。このボタンさえ押しておけば24時間運転でも部屋の状況に応じて自動的に最適なモードで運転してくれます。ほこり、におい、湿度、温度、照度など、部屋の環境に合わせて適宜運転を切り替えてくれるのです。もちろん、湿度が高ければ除湿、乾燥していれば加湿を自動切り替え、その間空気清浄は常にONになっています。

冬場なのでリビングなどに洗濯物を干す場面は多いと思いますが、洗濯物を干したばかりの数時間の間は湿度が急激に上がりますが、徐々に乾いてくれば湿度は低下していく一方です。そんなときにも「おまかせ」にしておけば、あとは機械が勝手にやってくれます。しかもプラズマクラスター効果で部屋干しした衣類からはイヤな生乾き臭も一切しません。

仕事柄、私は必ず白いTシャツを着るのですが、いくら柔軟剤を使ったとしても、部屋干し独特の生乾き臭にこの数年間ずっと悩まされて来ました。これを導入して未だ1週間経過していませんが、洗濯物から生乾臭は一切しなくなりましたヨ。

しかも、就寝時に部屋の照明を消した瞬間、これまた自動的に深夜モードに切り替わり、静音モードでの最小運転に切り替わります。

という訳で、「おまかせ」にしておくと、その文字の通り本当におまかせでOKなのです。事実、運転を開始してから4日目、おまかせ以外のボタンは押したことがありません。

 

 

除湿機・加湿機別々で買う?それぞれのメリット

とまぁ、メリットばかり書きましたが、ちょっとデメリットも書いておきます。

加湿機、除湿機が一体となっている手前、故障した時は除湿、加湿、空気清浄、脱臭機能の全てを同時に失う事になります。加湿機、除湿機単体でそれぞれ持っていれば、シーズン中にちょっと不便になるだけで済みますが、1台まるまるで全ての機能が使えなくなると、ちょっと痛いですね。

でもこれって、一昔前にあった同社のテレビデオとか、ファミコン付きのテレビなどもそうでした。

また、設置スペースが通常の加湿機の2倍程度になるため、設置する部屋の広さによっては圧迫感を感じる事もあります。

とは言いつつも、このモデルの能力は18畳用なので、それなりのスペースを1台で賄いたいという方にしか需要は無いと思いますので、デメリットでは無いのかも知れません。但し、普通のモデルよりは大きいという事だけご理解はしておいたほうが良いと思います。ただ、ものは考え方次第で、2台分の能力が1台に凝縮されたと思えば、個人的にはそんなに大きいとは思いません。むしろ無難な大きさかと。しかも、除湿・加湿の他に、空気清浄と脱臭もしてくれるんですから、そこは抑えておきたいところですね。

 

※2020年3月現在、品番はKC-HD70に変更になっています。

 

 

まとめ

上記の通り、結構なお値段がします。

しかし、何度も言いますが、加湿・除湿の2台分の機能が1台に凝縮された訳ですから、スペースもお値段もそれなりという事ですね。

加湿機、除湿機を2台並べてという使い方は、今の日本の気候ではあり得ない事だと思いますが、季節に応じて押入れや倉庫から機械を出し入れする手間も無くなる訳です。

ダンボールから取り出して一度設置してしまえば、あとは壊れるまで?おまかせ運転だけで良いのです!。そんな手間隙を考慮すると、この価格は買いでは無いでしょうか?。

これからの季節も、年明け後の梅雨時期(ちょっと気が早いか?)の事を考えても、いつの時期に買っても損はしない商品だと思います。

以上、SHARPのKG-GD70のレビューでした。

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