目次
はじめに
初めに言っておきます。
わたくし、一応趣味でドラムをしておりますが、ドラム歴はたったの1年に毛が生えた程度です。
こんにちは、shigeponです。
ドラムと言っても、”電子ドラム” またの名を ”エレドラ” と呼ぶ方もいらっしゃいますが、楽器の種類的にはシンセサイザーの部類に入ると言ったほうが正解でしょうね、これって.....。
間違っても電子ドラムは ”ドラム” と呼んではいけません。
生ドラムを扱うアマチュア、プロの皆様に怒られてしまいます。
現在所持している電子ドラムは、RolandのTD-30K-Sのカスタマイズモデル。
本来であれば、TD-30KV-Sがほしかったのですが、流石に初めて習得する楽器にいきなり60万は出せませんでしたね。
本来であれば生ドラムが欲しかったのですが、自宅の住環境がまず許してくれないので敢えなく却下しました。
でも、実際には生ドラムのほうが確実に安いですからね.....。しかも、上達のスピードが速いと聞きます。
昨今の日本の住環境に合わせた静音性能を電子ドラムに求めるがあまり、RolandとYAMAHAが凌ぎを削ってメッシュパッドの開発を今日まで進化させてきた訳ですから頷けます。
しかしながら、本当に生ドラムが欲しくて色々考えました。
数年前に自宅を建ててもらった住宅メーカーの営業さんに、「防音室ってリフォームをお願いするといくら位掛かりますか?」って聞いたら、「6畳の目安で大体300万くらいですかね?」という答えが返ってきて驚愕!!。
「く、クルマが新車で一台買える.....」
生ドラムは諦めて、黙って電子ドラムという選択肢に落ち着いたわけです。
電子ドラム購入で迷われている方に一言
電子ドラムという選択肢に落ち着いたわたくしshigepon。
私も当初は、同社のTD-25KV-S辺りを買おうかと検討していました。
国内メーカーでは、RorandとYAMAHAが電子ドラムの開発に凌ぎを削っていて、どちらを選んでも間違いは無いと思いますが、私は根っからのRoland派です。
楽器通販サイトの大手、サウンドハウスさんや島村楽器、ミュージックハウスフレンズさんあたりでは大体29万前後。
本気でそれを注文しようとしていた矢先、どこかのブログで、「電子ドラムを買うんだったら上位機種を買うべき」みたいな記事に遭遇。
どこかのブログのエントリーに似てますね......(パクった訳では無いですヨ)。
当時のTD-25の上位機種と言えばTD-30になる訳ですが、それからというものyoutubeでTD-30で叩いてみた動画をUPされている方の動画をあちこち見て周りました。
「凄い!!」
まるで生ドラムです。
しかもTD-25に比べてパッドの大きさがデフォルトで違う。
一番の違いは音源ですが、TD-30にはドラムキットのプリセット音源も100(デフォルト80、空き20)、使用できる音色はバスドラムからスネア、シンバル、ハイハット、ライド、エレクトリックサウンドを合わせると1100種類を内蔵。あらゆるジャンルの楽曲をコピーする時など、そのCD音源を耳コピして音源を選んでいけば、自分がコピーしようとするアーティストの出すドラムセットに限りなく近いドラムキットを構築する事も出来ます。
この辺は、プロの皆さんもレコーディングでこのTD-30を使われることも多いようですから頷けます。
TD-25とTD-30を比較しての私個人の一番の決定打は、将来的にパッド類を増やしたいといった時にどれだけのINPUT数に対応出来るか。
TD-25のINPUT数は11種類。
一方のTD-30は15種類。
ですから、フロアタムを2個とシンバルを3個追加してもまだ余裕があります。
色々な楽曲をコピーしようとすると、本当にシンバルの数はどんどん欲しくなってしまうんですよね。
そんな将来的なカスタマイズを考えると、後で後悔するよりも最初から無理をしてでも上位機種を買っておいたほうが得策といえます。
ただこれには、購入する本人が電子ドラムに何を求めるかによって変わって来ると思います。
私は叩いてみた動画をUPする事を一番の目的としていたので、PCでレコーディングする事までを視野に入れて検討していました。だからと言って、TD-25がそれに事足りないのか?と言えばそれも否定はしませんが、INPUTは多いに越したことは無いし、後から後悔したくないというのが本音でした。
TD-25にあと10万円をプラスすると、下位モデルのTD-30K-Sが買えてしまうんですから。買ってから1年経った今でもこの選択は間違っていなかったと思っています。
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楽曲制作の作業部屋
まぁ、一坪(畳2枚分)の狭~い部屋ですが、音楽制作をするには不自由していません。
勿論、広ければ広いに越したことは無いんですけどね。
家族にもある程度の配慮も必要と思い、リビングよりも一番遠い部屋をドラム用の部屋にしています。
椅子に座ってしまえば、もう身動きが取れません....笑。
でも、ドラムを叩いているか、PCを触っているかのどちらかなので移動しなくていいので案外効率が良いです。
言い訳になるかも知れませんが、この部屋にはTD-30KV-Sはフレーム・パッド等々のサイズが大きすぎてとても入り切りません。故のTD30K-Sという選択だったのでした(とか言って、本当は60万も出せない....)。
唯一の難点は、部屋が狭い故に【叩いてみた動画】撮影の際にカメラのポジションに制限を受けてしまうので欲しい画角で撮影出来ないくらいでしょうか?。せめて6畳くらいのスペースは欲しいところですが、一般住宅にそんな贅沢を求めてはいけませんよね....。なので、この狭小スペース用に超小型の三脚を買い足して対応しています。
まとめ
黙って上位機種を勧めますという何とも無謀なタイトルを付けてしまった.....と反省する一方で、この手の商品は一応のところ壊れるまで(勿論修理可)....もしくは飽きるまで使い続けて行ける訳ですから、すぐに欲しい!という衝動に駆られる一方で、是非とも慎重に検討して欲しいと思います。
勿論、予算の都合や住環境におけるスペース、騒音・振動などの問題、電子ドラムに求めるものによって人それぞれと思いますが、どうか後悔しないようご検討下さいね。
自分のドラムに対する熱はどの程度の熱さなのか?など、自分に問いかけて見てもいいかと思います。
また、初心者だから始めは安い機種から始めようかと思っている方も居るかも知れませんが、私は初心者こそ上位機種のほうが電子ドラムであってもそこそこの上達は出来ると思います。勿論、生ドラムを演奏するためのパターンの練習の為に補助的に安価の機種を買うベテランドラマーさんも居ます。安い機種で練習してから上位機種を買う予定とかだったら、最初から上位機種を買うべきです。安い機種を買った分のお金が逆に勿体無い....。
私の場合は、どうしても生ドラムをおける環境ではないため、電子ドラムだけが頼りだったのでこの選択になりました。
人里離れた未使用の山小屋みたいなところを探してそこに生ドラムを買って設置しようかと、本気で電機のみ通っている小屋を探した事も...笑。近所にそんな物件があったら、ホントに生ドラム買います!!。
頑張って働いて支払いさえすれば、決して40万は不可能な金額では無いはずです。
自分の用途や諸条件に応じて最適な機種を選択し、是非とも充実した楽しいドラムライフが送れますよう応援してます!!。
あまりにも文章が長すぎてまとめになっていませんが、以上、今回は 【電子ドラムを買うんだったら、黙って上位機種を勧めます】でした。