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哲学

あがり症を克服するならこれ!人前で話せるようになるための心理学

2017年2月19日

目次

はじめに

ども、あがり症がハンパないshigeponです。

もぉどうにかならないんでしょうか.....あがり症。

私は小学校の頃から極度のあがり症で、学芸会や運動会などで自分の出番が近づくとともに、心臓がバクバク状態で口から飛び出そうになります。この症状はある程度大人になれば治るものだと普通に考えてましたが、これがなかなか治らないんですね。

これには外的要因よりも精神的な疾患といったほうがいいんでしょうか?。専門的・医学的なことはちっとも分かりませんが、人前で淡々と演説をする政治家や、大勢の社員の前で朝礼をする大企業の社長などを見ていると、とても羨ましくなります。

どうにか克服する手立ては無いものか?その真意を探ります。

 

 

あがり症とは

失敗に対する恐怖心であり、感情が極度に高ぶって平常の落ち着きを失ってしまうことを言います。

あがりの感情に襲われると、自分の思うように話しをすることができなくなり、しどろもどろになってしまいます。その格好の悪さをなんとか取り繕ろうと焦れば焦るほど平常心を失い、余計に酷さを露呈する結果となってしまいます。

誰しも慣れない場所や人前にのスピーチでは緊張するものだと言います。
一見、人前で話すことが得意そうである政治家や芸能人、ミュージシャンであっても本番前は緊張するんだそうです。その本番前の心拍数のあがり方は初心者でもプロでも一緒なのだそうですが、プロは一度上がりきった心拍は話し始めると徐々に下がっていき、話が終わる頃には平常に近い心拍にまで戻っているそうです。しかし、あがり症の人は話す以前から心拍が上がり始め、話し終わって時間が経過した後でも心拍の回復が極度に遅いそうなのです。

 

 

 

あがり症のメカニズム

あがりとは、失敗に対しての恐怖心であり、感情が極度に高ぶって平常の落ち着きを失ってしまうことなのだそうです。

手足の震え、心拍数の上昇、過呼吸などなど、神経の伝達経路にも支障が出てしまい、その全ての影響から平常心を失ってしまうのです。結果、自分の思うように話すことが出来なくなります。

あがり症には大きく分けて3つの要因があると言われています。

 

①精神的な要因

心に問題があるとき。恐怖心、劣等感、情緒不安的など。

 

②技術的な要因

話す内容に自信がない時。話題が乏しい。練習不足。予期せず急に話やスピーチを振られた時。

 

③肉体的な要因

体調不良の時。頭痛、発熱、激しい動悸時など。正常た体調ではないとき。

 

上記の三つの事柄についてですが、③については他人がどうにも出来ないことですからここで触れるのは割愛します。

 

 

①の精神的な要因を克服する

物心がついてから今に至るまでに経験してきた緊張の記憶だったり、過去の失敗談からの影響が一番大きいのです。それを克服するのは簡単ではないと言いますが、日頃の訓練で徐々に克服することができるのだそうです。

①普段から人目に慣れる習慣をつくる

普段から極度に緊張することに慣れておく必要があります。いっぱんの人が普段から極度に緊張する場面は日常生活ではそうそうあることではありませんが、例えば電車に乗る時、向かいに座っている人とそーっと目を合わせたり、横断歩道を歩いている時に「人から見られている」という意識をつけるという意識を擦り込む。普段から自分を緊張させることに慣れさせておくことで、急に訪れる緊張に対しての免疫を鍛えておくことは有効だと思います。

精神的な要因については、自分の意識とは裏腹に「自分は緊張する人間なのだ」という暗示を知らぬ間にかけてしまっているということがよくあるそうです。だったら逆に、「自分は一目で話すことが誰よりも長けている」とか、「自分は人前で話すことが人一倍好きである、早く喋りたい」という暗示を普段からかけるトレーニング(暗示)も有効だと思います。暗示はまさに自分の意思とは全く違う行動を示してくれます。知らぬ間にマイナス要因の暗示を掛けてしまっているのなら、その暗示を解放し、プラスの暗示を無理やり掛け続けることで、本番では思わぬパフォーマンスを発揮することが期待できます。

また、過去に読んだある本では、壇上に上がって話し始める前に「一呼吸間をおく」ことが有効とも言われています。壇上に上がった瞬間に緩急つけずにいきなり話し始めるのではなく、一呼吸置いて周りをゆっくり見渡してからゆっくりと話し始めるといいそうです。

また、その本を読んで自分がいつも実践しているのが、観客からの視線が一斉に集まるので、話しはじめの早い段階でその徴収を魅了するような「笑い」を一つとって、その場の空気を変えられる.....という手法です。これはかなり効きますよ!。もちろん、そのためには事前準備が必要です。その時に話す相手が自社の社員なのか?、全く見ず知らずの人なのか?、お得意先なのか?によっては話す(笑いを取る)内容も精査しなければなりませんが、社内のプレゼンだったら会社関連の人しか知り得ないようなネタを仕込むのも有効かと思います。相手が見ず知らずの人だったら、その会場に来るまでに起こりうる事象を敢えて嘘でもでっち上げるということ。勿論作り話ですが、自分のあがり症を防衛するためです。嘘でも、これは本当にあった話だよ!と自分で言ってしまえば、嘘も本当の話になってしまうのですから。ただ、ある程度のTPOはわきまえてくださいね。常識の範囲内で。一見、会場内から笑いなんかをとって大丈夫なのか?って不安に思うかも知れませんが、この手法、よくセミナーで話す講師の先生方も使いませんか?セミナーの冒頭で笑わせられた経験はないですか?このように、お偉いかたや講師の先生も使っているのです。さしずめ、ぞの話も本当の話なのか、嘘の話なのか、聞く側にはどうでもいいことなのですから。大事なのは徴収の心を掴んでその場の空気を支配することです。

 

 

 

②の技術的な要因を克服する

この話については、もう事前準備しかないです。

レジメを作るのです!。

  • 話し始めの冒頭で笑いと取る話題(2分)
  • 次に話す内容(3分)
  • 次に話す内容(3分)
  • 次に話す内容(3分)
  • まとめ(2分)
  • 予備のネタ1(3分用)
  • 予備のネタ2(2分用)

どんな内容を話さなければならないかによって内容は変わりますが、話の内容は起承転結というルールに基づいているのには変わりありませんので、その内容に合わせて話す内容を考えます。

持ち時間に合わせて話の内容や話す順番も変えます。
その項目に合わせて何分以内で話すかという時間の振りも大切です。

予備のネタというのが最後につ二つありますが、これが重要です。その場の雰囲気によって話すペースが速かったり、途中で質問などが入って時間を押してしまったりということもあるかも知れませんが、一番困るのが持ち時間が余ってしまった時のことです。話すことが無くなってしまった瞬間に一気に緊張してしまては元も子もありません。この予備のネタをいくつか持ち合わせることで、いざという時に必ず役に立ちます。

私は以前、飲食店の店長の経験があるのですが、その時の経験談で、社長から「市内の中学校に外食産業の業種の代表で、進路指導のセミナー講師として1時間喋ってきてほしい」と頼まれました。「何故に自分が!?、そんなの社長が行けばいいでしょ!」とも思ったのですが、何を言っても自分に行かせるよう、すでに中学校側と段取りは済ませていたみたいでした。もう諦めるしかありません。その時に「人前で上がらずに話す方法」的な本を何冊か買いあさりました。本記事は、その本を元に自分が実践した内容を元に話しを進めています。

その時にとった手法が、この「技術的な要因を克服する」手法でした。

冒頭で記した通り、話す内容を全て箇条書きで記し、それとは別に一語一句話す内容をこまめに記したレジメも用意して、持ち時間に合わせて何度もリハーサルを行いました。

これが功を奏したのか、その時は40人の中学生の前で話したのですが、全く緊張しませんでした。
なので、このレジメ&リハーサル手法は絶対に効果があると思います。

 

 

もう一つ、決定的かつ有効な手段

もう一つ、有効な手段があります。
これは、どちらかというと「①の精神的な問題を克服する」の話かも知れませんが、話はじめの笑いを取るという手法に、一言

「○○と申します。宜しくお願いします。緊張してます!、いま、これまでに掻いたことのないような変な汗を変なところから掻いています.......!」

という一言を入れるのです。

自分が緊張していても相手には気づかれないような小さい緊張の時もありますし、バレバレの時もあります。バレバレの時はもう隠しようがないのですから、あえて露呈してしまうのです。これは自分の防衛本能を敢えて下げるという効果なのですが、自分の経験では相手に緊張を知られたくないという意識を心の中に留めているが為に緊張の度合いを増幅させてしまって過呼吸になった経験があります。これには「緊張がばれたくない」というプライドを守ろうとする変な意識も邪魔するのですから、そんな邪魔なプライドは自ら捨ててしまうのです。人前で喋るのにプライドなんか必要ありません。必要なのは大統領とか政治家とか、大企業の社長だけでいいのです。我々のような一般市民には必要のないものです。どうぞ、要らぬプライドは捨ててしまってください!。かなり楽になりますよ。

また、そのプライドを捨てることで、聴衆者からは「あの人も緊張するんだ〜!」という弱みを見せることで、親近感を抱いてくれる事があるかも知れません。

会場が和やかになることもあります。自分が緊張していなくても試してみてください。

あがり症対策を克服するためのこんな教材もあります。


あがり症対策3本の矢

 

 

まとめ

あがり症は人生のあらゆる局面においてもマイナスの要素が多く、決してその後の自分に良い結果をもたらしません。せっかく会社からもらった出世が掛かっているプレゼンで緊張してしまい、一世一代の大出世を棒に振ってしまった方も居ると本で読んだことがあります。

人前で淡々と話せたならどんなに楽しいのでしょうか?。

今回のエントリーが少しでも悩める人の役に立てればとても嬉しいのですけど、まずは自分も克服しなければなりません。

でも、本番前の準備をすることで、ぶっつけ本番でやるよりも大分スムーズに進められるようになれたのには自分でも効果を実感しました。是非やって見てください。

すぐすぐに直すのは難しくても、日頃のトレーニングや意識の持ち方などを工夫することで、少しづつ改善に向かうのは確かです。

それでも不安であれば、先ほど紹介したセミナーを受けてみるのも最後の手段としては有効では無いでしょうか?。

それでは。

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