目次
はじめに
こんにちは(こんばんは)。
今回はブログの骨格を決めるブログの全体像についての話です。
この記事は「Wordpress+独自ドメイン」にてブログを運営する方向けの記事となっています。
無料ブログにも応用は出来ると思いますが、無料ブログの場合は基本無料ですから独自ドメイン運営ではないのでちょっと話が噛み合わないかも知れませんが、興味のある方は最後まで読んでみてください。
WordPressでアフィリエイトブログを作成する場合、大きく分けて特化型か雑多型のどちらかのスタイルを選択しなければなりません。
特化型ブログとは、ある一つの大テーマに絞ってそのテーマにそってカテゴリーを選定し、それぞれ記事を執筆していきます。
例えば大テーマを”料理”として、料理のレシピやキッチン用品を紹介するブログだとしましょう。
カテゴリーには、和食、中華、イタリアン、アジアン、キッチン用品、オススメのお店など派生させて記事を書いていきます。
一方の雑多型は、特に大テーマを選定せずに、カテゴリーをクルマ、スマホ、ガジェット、PC/Mac、プログラミング、英会話など、全く関係の無い要素のカテゴリー同士を組み合わせてひとつのブログとしてサイトを形成していきます。
このように、立ち上げ時はブログ内でどのようなカテゴリーを扱うかなど、悩みどころは多いと思います。
今回は、「特化型ブログ」と「雑多型ブログ」双方のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
当ブログの特徴
このブログは、自分の得意とするカテゴリーを寄せ集めた「雑多型ブログ」です。
寄せ集めた....と言いましたがこれには訳があって、もともとこの雑多ブログで執筆していたカテゴリーを派生させて「特化型ブログ」を一旦は構築していました。
気がつけばWordPressのサイト数は9サイトを数えるまでになっていましたが、やがて管理出来ずにドメイン代が掛かる割りにアクセスを殆ど集められす放置することになり、サイトの評価もアクセスも一向に上がりません。
だったら、もう一度この雑多ブログに集約して集中管理をしたほうが良いのでは?ということで、またこのブログに引っ越しをする羽目に。
自分はアフィリエイト歴もまだまだ3年程度ですが、何としてでもアフィリエイトで副収入を得て成功したいという想いは人一倍強いのです。
話が逸れましたが、そんな今日のお題はブログを立ち上げるのならテーマを一つに絞り専門的なテーマのみを扱う「特化型」と、自分の好きなカテゴリーだけを集めて色々なカテゴリーを扱う「雑多型」のどちらが良いのか?という話です。
ブログスタイルの選定
アフィリブログとしてPVを稼ぎたいのなら、特化型ブログのほうが専門性も高くてアクセスを集めやすいものだと思います。
このブログのように、「雑多型」という括りで、自分の得意とするジャンルを選定し記事を執筆して積み上げていくことで、記事ネタに困る事無くやる気があれば毎日更新も可能です。
特化型、雑多型それぞれのメリットとデメリットはこれから話すとして、ブログ立ち上げ前にどちらのスタイルで行くのか方向性は最低限決めておかなければなりません。
いざ運営が始まってからカテゴリーを継ぎ足ししても良いかも知れませんが、それだとブログ自体の方向性が全く定まらず、サイトの平均滞在時間が30秒など最悪の状態を招きかねません。
あとからカテゴリーを追加・削除・変更することもあるかも知れませんが、出来ることなら最初に決めるに越したことはありません。
方向性をしっかりと決めてから、サイトをたちあげましょう。
「雑多型ブログ」の特徴
「雑多型ブログ」、「雑記ブログ」とよく称されます。
私がメインで運営しているこの雑多型ブログのカテゴリーは、Web運営、アフィリエイト、DTM/ドラム、PC/スマホ、個人事業、ワークアウト、クルマ、雑記等々とホントに関連性もなにもあったもんじゃありませんね。
言う人に言わせれば まさに"一番やってはいけない" と言われているブログです......笑。
でも、一応この雑多ブログでも2018年2月現在で月間30,000PV程度で推移しています。
(2020.3追記)
GoogleのSEOアップデートの改変を2019年の3月と9月に受け、PVは散々たるものになりました。
一時は放置していましたが、2020年1月からまたもや変動があり、若干なららPVが戻ってきたので、記事の執筆、カテゴリーの改変、アクセスの少ない記事の削除など、メンテナンスを施しています。
ただ、ブログのスタイルは運営者本人の考え方の問題でもあるので「これだからダメ!」という明確な理由など存在しないと思います。
実際他にもに雑多型で多くのPVを集めている方も居ます。
しかしながら、専門性の高いブログと比べれば同じキーワードで勝負した時に雑記ブログのほうがSEO的には叶わないのが現状でしょう。
「特化型」はまさに専門性の高いブログです。記事も類似するジャンルのものが多くアクセスを集めやすいのは言うまでもありません。
一方のごちゃ混ぜ系ブログの最大のメリットは、自分が得意とする記事をそれほど調べ物をしなくてもサクサク執筆できるので、記事の作成にそれほど時間を必要としません。
また、記事のネタ探しに苦労する事が殆ど無いことでしょう。自分の好きな記事だけ書いていればいいんですからね。
立ち上げ後のサイト全体のボリューム(記事数や文字数)が少ないうちは、やはり毎日1記事は更新したいところ。
浅く広くあらゆるジャンルの記事を扱えるというのが雑多型最大の強みです。
「特化型」の特徴
サイトを育てていけば向かうところ敵なし。
ある一つのテーマに絞ってそれに派生するカテゴリーを扱う事で、サイトに訪れるユーザーを絞りやすくなります。
私が運営するロードバイクの特化型ブログです。
ターゲットとするユーザーは自らが狙っているユーザーを獲得しやすいので(じゃないと意味がない)、サイト内に出稿する広告も訪れるユーザーが求めているものに限定出来ます。
特化型ブログを運営している方の特徴としては、自分の持っている知識に加えて更に調べて裏付けされた正当性の高い情報を元に記事を執筆されている方も多いです。
ただでさえ知識も高いのに更にその知識に間違った認識が無いか?をしっかり調べた上で記事を書かれる訳ですから、あれだけ良質な記事を書いて検索でも上位表示されるのでしょう。
尊敬に値します。
ドメインパワーもあってGoogleからの評価も高ければ、大したSEO対策を施さなくてもサクッと上位表示されるなんて、夢のまた夢ですね。
但し、そんな特化型ブログは開設当初は苦労の連続だと思います。
カテゴリーを絞ったはいいが、そのテーマ自体が自分が得意とするものでは無かった場合は調べながら執筆することが多くなるので、記事の作成と校正にはかなりの時間が必要となります。
ただ、長い目で見ると、特化型のほうが一つの記事を狙ったキーワードで不特定多数の方の目に止まる確率が上がると思います。
長い期間じっくりとその記事を見に来て貰えますから、記事一つ一つの完成度の高さと一つの記事で稼げるPV数も絶対こっちのほうが高いでしょう。
芸能情報や旬のネタ、ニュース等を取り扱うカテゴリーの場合、短期間で多くのアクセスを集められますが、旬のネタは一過性のものが多く、ロングテールでアクセスを集めるのは難しいです。
このようなカテゴリーの場合は、とにかく人よりも早く旬の記事を書いて公開しPVを稼ぐ以外に手立ては無いと思うのです。
しかも、一日1記事では少なすぎるので、2~3記事の更新は欲しいところ。
運がよければSNSで拡散してもらえるとバズる可能性も高くなりますね。
なので仕事を持っている人などはリスクが大きいと思われます。
片手間では出来ないカテゴリーなので、あまり時間の制約を受けないブログで飯を喰っているプロの皆さんなら可能なのでしょうね。
調べ物をしなくても自分の書きたい記事を自分の知識だけで執筆できるほど強いものはありません。
人に負けないぐらいの特化した知識と経験が豊富あるのだとしたら、間違いなく専門性の高いブログに合わせたドメインを取得して運用したほうが後のSEOを考えても得策です。
それぞれのメリットとデメリット
雑多ブログのメリットとデメリット
ごちゃ系ブログはとにかく記事の量産が可能です。
自分の得意な分野をどんどんカテゴリー分けして記事を量産すれば言い訳ですからね。調べ物の手間についても、未知の記事を調べながら書くよりはリスクも時間もそれほど必要としません。
気軽に思いついた記事を書けるしブログで言いたいことも言えます。
記事のネタは毎日嫌でも閃いてきますのでネタ探しには苦労しません。
しかし、特化型と記事とキーワードが被った場合、上位表示では勝てない可能性が高くなります。
特化型はその筋の記事を専門に扱う検索エンジンからの評価も高い可能性があります。
PVを稼ぎたいのであれば一つでも上で表示される事は必要不可欠なわけですが、その分記事が被った時は検索順位で特化型の上を行くというのは至難のワザでしょう。
ごちゃ混ぜ系のメリットとしては、ごちゃ混ぜの内容が訪れた人の趣味趣向と合致していればある程度のセッション時間を稼ぐ事が出来ると思いますが、ごくごく稀なこと。
私がメインで運営している雑多型ブログは、記事の中には1記事あたり15,000文字というビックタイトルもいくつか存在していますが、サイトの滞在時間はそれほど多くありません。月間30,000PVながら平均滞在時間は約48秒という悲しい数字です。
特化型ブログのメリットとデメリット
まずはデメリットから。
如何せん記事の内容、つまりネタを探すのにも苦労されるかと。
ネタなんていくらでもあるよ!とは言いつつも「特化型」ですから、自分と同じもしくは自分以上の経験・知識・スキルを持った方が記事を見に来る確率も高まるわけですから、中途半端な記事は書けないと思います。なんちゃって特化型なんてたちあげてしまったら、読者からの信用を失いPVを安定して稼ぐ事はできなくなるような気もします。
読者に良質な記事を提供するということはつまり、訪れた読者が知らないことや知りたかった情報をその記事上で発見することに他ならないので、決して手は抜けません。しかし、良質なコンテンツを提供できれば読者からの信頼を勝ち取りファンを増やすことが「ごちゃ混ぜ系」よりも高いと察します。
特化型最大のメリットは、特定のユーザーを囲い込みやすいということ。
自分がターゲットとするユーザーをSEOでサイトに誘導するので、サイトの滞在時間、一人あたりPV、直帰率(1ページのみ閲覧して離脱する確率)を下げられます。これはサイトの評価を上げる事に直結する数字ですので、決して侮れません。
先程も書きましたが、サイトに表示する広告の選定にも苦労しません。
例えばこのサイトだったら「アフィリエイト特化型ブログ」ですので、これからアフィリエイトを始めたいというユーザーにターゲットを絞っているので、このユーザーが欲しがるであろう情報に基いて広告を出稿出来るので、おのずと広告を限定出来るというメリットがあります。
また、それらの広告の成約率も雑多型に比べて非常に高くなります。そのような情報を求めてサイトに訪れるユーザーを対象にしているからです。
テーマを絞って特化型ブログの記事を量産していくと、サイト内には似たような語句や言葉が多く目に着くようになりますので、検索エンジンからもサイト全体の認識もされやすくなり、結果SEO面では雑多型よりもはるかに有利になります。
ドメインパワーについて
取得した独自ドメインでブログを運営する場合、そのドメインが育つまでにはそれなりの時間(期間)を要します。
現にこのブログは2018年2月に立ち上げたばかりで、ドメインも取得間もないので一日あたりのPVはお恥ずかしながら10~20程度です.....笑。
ドメインパワーについては、下記の記事でまとめてあります。
立ち上げ当初からアクセスが来ない事は、WordPressを立ち上げる度に経験しているので、気にはしてませんし記事しては居られません。
もしかしたら、どなたかがこの記事を読んで下さっている頃には、ドメインパワーもある程度上がっていてアクセスを集められているかも知れませんね。
まとめ
今回は「特化型ブログ」、「雑多型ブログ」のメリット、デメリットを考えてみました。
結局のところ、「ごちゃ混ぜ系」が良いのか「特化型」がいいのかという結論は出せませんでした。というか結論づけるのも難しい.....。
それはブログ運営者本人が決めることだからです。
でも、無理やり結論付けるとすれば、初心者はごちゃ混ぜ系ブログで文章力を磨きつつじっくりと独自ドメインとサイトを育てる。記事が100記事程度溜まってきたら、新ドメインを取得して新たに特化型ブログにチャレンジするというやり方のほうが良いかも知れません。
但し、いずれにしても、サイトに訪れるユーザーを思い浮かべてある程度のターゲッティングをしながらサイトを運営する必要はあります。それは、私が雑多型ブログを運営してきた事で得られた経験でもあります。
勿論、将来的に「特化型」ブログを開設するんだったら、ドメインもサブドメイン化ではなくて一から新規取得したほうが良いと想います。サブドメイン化すると、メインのドメインが何らかのペナルティーを喰らったときにサブドメインもその影響を受けてしまいます。
雑多型にしろ、特化型にしろ、じっくりとドメインとサイトを育てていくという意味では、共通の課題でもあります。
やり方は人それぞれですが、ブログを構築する前にどのようなブログスタイルで運営するのかをしっかりと方針を決めてから立ち上げたほうが、その後の運営もスムーズに行くのではないでしょうか。
最後になりますが、好きか嫌いかで言ったら自分は「ごちゃ混ぜ系ブログ」大好きですよ!。